皆さまこんにちは。
極上高級卵の取り寄せ通販なら!
高級卵通販「献上卵」スタッフのtamagoでございます。
卵、毎日どれくらい食べてますか?
私は少ない日でも3個は食べておりますが、卵は料理の使い道も多いですし、全く飽きません(笑)
さて皆さま、卵を割った時に「白いひも」、ありますよね。
あれって何だかご存じでしょうか?
カラザの役割は卵黄を留めること【まるでハンモック?】
白いひもの正体、それはカラザ(殻座)といい、卵黄(黄身)を卵の中心に留める役割を持っています。
殻で守られていても、急に転がったりしたら形が崩れてしまうので、カラザで繋ぎ留めているんですね。
カラザは対になっていて、卵黄はぶら下がっている状態です。
卵黄の一番外の薄膜は「カラザ層」といい、網目状の繊維質(たんぱく質由来)でできています。
ひも状のカラザと網目状のカラザ層。
さながら、ハンモックのようですよね(笑)
カラザは両端のねじれが逆向き
カラザがあるので、ちょっとやそっとの動きでは、卵黄はすぐに元の状態に戻ります。
カラザは両端のねじれが逆向きなので、元に戻ろうとする力が強く働くんです。
卵はよく見ると片方が尖ってますよね。
尖ったほうはねじれが右巻きで、そうでないほうは、ねじれが左巻きです。
目視ではなかなか見分けが付きませんが、厳密に調べるとそうなっているようです(笑)
普段よく見る卵ですがいろいろと計算されて、できてるんですね。
食べたほうが健康にいいの?栄養はある?
カラザを取り除く、という方は少なくないかと思います。
私はあえて取ることはないのですが、カラザって実は健康にいい面もあるんですよ。
カラザには特に、シアル酸という成分が含まれています。
専門的には「酸性糖」という糖の一種で、抗菌力・免疫力向上の機能があるんだとか。
牛乳などにも含まれていますが、健康面でいうと役立つので取らずに食べたほうが良さそうですね。
ただしシアル酸は卵白にもそれなりに含まれているため、カラザを食べることで、大幅に効果が期待できるものでもありません。
それでも、少なくともカラザは健康に悪いわけではない、ということはわかってきましたね。
「あえて取る必要なないですよ~」という程度に、認識しておくとよさそうです。
料理の見栄えとカラザの関係は?
料理の先生・プロの料理人には、カラザを取る人と取らない人がいます。
この違いは何かというと、一つは料理の「見栄え」、そしてもう一つは「食感」です。
どちらかというと食感の部分が大きいですね。
食感が大切とされる繊細な料理では、卵の溶き方一つにこだわることがあります。
たとえば、茶碗蒸し・だし巻き卵・カスタードクリームなどです。
実際はほんのわずかな違いにしかなりませんが、本当に料理にこだわるプロは、こだわることもあります。
おすすめのカラザの取り方
「どうしてもカラザは取りたいなあ~」という方にために、おすすめの取り方を紹介しますね。
基本的には箸(菜箸)を使うのが手っ取り早く、慣れると簡単に取れるでしょう。
でもヌルッとして上手く掴めない、という方も多いと思います。
カラザの根元を掴むとなおよくて、これだとスルッと取れますよ。
また、スプーンなら2本で根元を挟むと取りやすいです。
近年ではTKG(たまごかけごはん)ブームが起きておりますが、専用スプーンなんてものもありますね。
中にはカラザを取る用の切れ目が入ってるスプーンがあって、ここに通すとサッと取れます。
便利なアイテムもあるんですね、私も欲しくなりました(笑)
まとめ
・カラザの役割はハンモックのように卵黄を留めること
・シアル酸という成分があってむしろ健康にいい
・取る場合はカラザの根本を掴めばOK
カラザって、あると無意識に取っていた、という方も多いでしょう。
でも実は栄養もあって、むしろ健康的には食べたほうがよさそう、ということがわかりましたね!
健康・栄養にさらにこだわりたい方は、ビタミンなどが豊富な高級卵の取り寄せはいかがでしょうか?
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日々のおいしい食事にお役立ていただけたら、と思います。